携帯フィルタリングの問題点
昨年の暮れに総務省から要請される形で携帯フィルタリングが原則導入されるようになりましたが、この事が大きな波紋を呼んでいるようです。
ITメディアさんの元記事
ここ近年、未成年者の携帯利用者を狙った犯罪が増えた事がありまして、そのようなトラブルを未然に防ごうとの趣旨で未成年者が携帯を契約する際には原則「携帯電話のフィルタリング」が設定される事になるそうです。
親の立場で考えれば自分の子供を犯罪から守りたいのは当然なので、わざわざ、フィルタリングを外して契約する方はあまりいらっしゃらないと思います。
そのため、導入が開始されると未成年者の携帯コンテンツ利用が実質制限される事になるようです。
趣旨は全然問題ないと思うのですが、手法にどうやら問題があり話題になっているようです。それはフィルタリングの精度の問題のようです。
優良サイトと制限サイトを区別する際に1サイトずつ細かく調べて定義するわけではなく、携帯コンテンツを大きなカテゴリーに分類してそのカテゴリー単位で根こそぎ制限するため、一般的に優良サイトだと認識されているサイトまで一緒に制限されてしまうようですね。
制限するサイトを利用者側で1つ1つ定義するのは大変ですし、特に両親はどのサイトが大丈夫なのか判断がつかない場合が多いので携帯キャリアー側で基本フィルターをかけるのは良いと思うのですが、各家庭の事情により、細かいカスタマイズができない点に問題があるようですね。
例えば、携帯ではありませんが、ヤフーが提供しているヤフー安心アクセスサービス(だったかな?)の場合は、フィルターされたサイトでも、子が親にサイトの閲覧許可申請を出す事が出来ます。
許可申請を受けた両親が自分の目で実際にサイトをチェックしてOKであれば子の閲覧を許可できるように個別に追加設定ができるようになっています。
今回の携帯フィルタリングにおいてもこのような仕組みがあれば子がどうしても利用したい携帯コンテンツを個別に許可できると思うのですが、現時点ではそのような仕組みは用意されていないようです。
この点は今後のフィルタリング設定の機能拡張を待つ事になりそうですね。
参照記事によりますと、今回の制度で一番影響を受けるのはゲームで人気のあるモバゲーサイトだそうです。
モバゲータウンを運営するDNAは現時点では業績絶好調なのですが携帯フィルタリングが導入された後どうなるか注目ですね。
株価の方は昨年いったん急落致しましたが直近の業績が好調である事が見直され現在じりじりと株価を戻しています。市場の方も悲観一色から今後の様子見に考えが移っているようです。
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